
安城東高校の
同窓生のみなさんへ
安城東高校の同窓生も1万人を越えました。
この多くの会員に対して、
迅速な情報及び
コミュニケーションの場を
提供することを目的として
このホームページを立ち上げました。
同窓会員による
サイバーネットワーク実現の
ツールとして活用頂ければ幸いです。
碧海野会のDX
同窓会長 浅井 浩一
昨年9月26日、安城東高校の基礎を築き西三河有数の進学校に育て上げられた、初代校長の坪田要三先生がご逝去されました。坪田先生は、東高を離れた後も、常に東高、そして卒業生のことを気にかけ、温かく見守ってくださいました。坪田先生のこれまでのご厚情に深く感謝すると共に、心よりご冥福をお祈りいたします。
さて、コロナ禍により、一昨年昨年と恒例の総会は中止を余儀なくされました。今年は、今のところ新規感染者数は第6波のピークを過ぎ、医療体制が逼迫することもなく、少しずつ経済が回り始めています。
そこで、今年の総会は、卒業年次の44回生に加え、一昨年昨年とお招きできなかった42回生、43回生の皆さんにもお声掛けし、3学年分の皆さんを対象に、盛大に開催する予定です。
総会の開催にあたっては、ソーシャルディスタンスの確保、手指の消毒、食事は個別に用意、食事タイムと歓談タイムを分ける、歓談タイムはマスク着用など、徹底した感染対策をしてお迎えいたします。どうか、多くの42/43/44回生の皆さんにお集まりいただければ幸いです。
ちなみに、食事を個別に用意させていただく関係上、参加人数の正確な把握が必要になります。そこで、今回は初めて、ネット経由で参加の申し込みをする方式とさせていただきました。皆さんの利便性向上に繫がれば幸いです。
プレ創立50周年の歩み
同窓会の皆様、こんにちは!安城東高校3回生、第14代校長の村瀬です。今年度の新入生は、第47回生です。つまり、安城東高校のこれから3か年は、プレ創立50周年に向けた歩みです。これまでの本校の歴史に深く関わられた皆様からは、「もう半世紀になるんだ」と感慨深いお言葉をよく頂戴します。それを耳にするたびに、それぞれの時代や社会、地域の要請を受けて、真摯に教育課題に取り組まれてきた関係の皆様の本校に対する熱い思いを感じます。それとともに、学校経営者として、新たな責任を自覚せざるを得ません。それは、「創立半世紀を迎えようとしている普通科としての特色をどのように語ることができるか」という問いとして、学校の大きな課題です。
そもそも「普通科」とは何か。これは、普通教育(高校では普通課程)を主とする学科として、全国民に共通の、一般的・基礎的な、職業的・専門的でない教育を指すとされ、9年間の義務教育と密接な関連をもつ言葉として使われています。その内実は、学校によって様々ですが、安城東高校にとっての「普通科」の意味を明確にし、それを教育活動として可視化する取組を今推進しています。全校生徒の投票によりデザインを決定し、内容も一新した本年度の学校案内には、これから向かう安城東高校の人材育成の指針が示されています。
創立以来40年以上続く国際交流の活動や5年前に設立された国際理解コースの取組は本校の持つグローバルな視野を、そして、鳥取県大山や石川県能登千枚田などへの奉仕体験や長崎県を中心とする自然・歴史・まち体験などの現在の課外活動は、ローカルな視点で行動することの必要性を語っています。これらを人類の持続可能性の観点からつなぎ、各教科で学んだ知識を統合する新しい教育活動を展開しています。それが、本校独自の総合学習「グローカルスタディーズ」(GLS)です。本校がこれから目指すべき人材育成の指針は、「グローカル人材」です。