会長挨拶


同窓会長 浅井 浩一
愛知県立安城東高等学校同窓会 碧海野会「達」

創立50周年に向けて

 安城東高校は、2年後の令和7年にいよいよ創立50周年を迎えます。

 

 この夏には、50周年記念事業実行員会を発足させ、詳細を詰めていきますが、その基本コンセプトは、東高の50年の「歴史」を振り返ると共に、その「伝統」を引き継いできた在校生の「現在」を共有し、「未来」の東高生像を共に考える、というものにしていきたいと考えています。

 

 まずは、東高創設当時に創作した碧海野体操や碧海野音頭を始めとするレガシーを復活させアーカイブすると共に、同窓生と在校生とのコラボ共演を実現したいと思います。

 

 次に、東高躍進時代。全国緑化コンクールでの優勝、各部活動での華々しい戦績、国際交流活動の深化、輪島千枚田での草刈り奉仕等、現在に引き継がれている伝統の発掘と発信。

 

 そして、昨年から始まった在校生による「グローカルスタディーズ」。これは、市民としての必要な教養を養うと共に、生涯にわたる問題解決に必要な知識的素養を育み、グローバルとローカルの両面から課題解決していくという学習で、その3年間の成果を50周年記念事業のひとつとして、世界へ向けて大々的に発表してもらおうと計画しています。

 

 また今年からプレ企画として、同窓生皆さんに気軽に東高に帰り、当時を懐かしみ今の東高を知って頂こうという「ホームカミングデー」を実施し、50周年に向けた3ヶ年計画として、同窓生皆さんの気持ちを盛り上げていきます。

 

 さしあたって1年目の今年は、8月に部活動見学会を開催する予定です。各運動部の部活動見学会や、吹奏学部の納涼コンサート、校舎内の教室見学ツアーなどを計画しています。今後、ホームカミングデーの具体的な日程をはじめ、50周年事業の詳細については、順次碧海野会のホームページでお知らせしていきます。ご期待下さい。

 

 当然、母校の創立50周年は同窓生全員でお祝いしたいと思いますし、同窓生が中心になって企画・運営することになります。そこで、同窓生皆さんからも、実行委員会への参加を広く募集していきたいと思いますし、今後企画する各種イベントにも積極的にご参加、ご協力いただければ幸いです。

 

 皆さんは、この東高50年の歴史の中で、それぞれある時期にご活躍をされました。その一つ一つのピースが結合し配列した結果が、現在の東高です。まさに、同窓生一人ひとりが東高のDNAを形成しており、この50周年は皆さん一人ひとりが主役です。是非とも、1回生から50回生までの皆さんが、それぞれの思いでこの安城東高校の50周年をお祝いし、自ら参加し、大いに楽しんでいただきたいと心から祈念し、挨拶と致します。