会長挨拶【碧海野会】愛知県立安城東高等学校同窓会

世代交代と同窓のつながり

2017年吉日
同窓会長 浅井 浩一

同窓会長 浅井 浩一 世界各地で頻発する国際テロや、北朝鮮の度重なるミサイル実験、あるいはグローバル化の流れと逆行するような自国優先政策を取る米国や、経済の急成長を武器に一気に国際社会の主導権を握ろうとする中国、また国内では国民世論をまるで意に介さないかのように数の理論で矢継ぎ早に重要法案を成立させている国会運営等々。最近の国内外の情勢は先行きが見通せない状態が続いています。
 しかしながら、そんな憂鬱な話題が多い中で、最近の日本の若者、特に十代の活躍は日本中を元気にしてくれています。
 6月に行われた卓球世界選手権では、17歳の平野美宇が女子シングルスで、伊藤美誠・早田ひなの16歳コンビがダブルスで、それぞれ銅メダルを取り、あるいは、13歳の張本智和がベスト8に入るなど、日本卓球界の十代選手の活躍が大いに世界を沸かせました。
 また、将棋の藤井聡太四段は弱冠14歳でプロ棋士になるや、歴代2位となる公式戦25連勝(6月11日現在)を果たし、日本じゅうをあっと驚かせました。
 少子高齢化が急速に進む一方で、世代交代は着実に進んでいます。その背景には、若手を育成する指導者とそれを支えるシステムがより充実してきたことがあるのではないでしょうか。先人が培ってきた伝統や技術を、科学的、効率的、組織的に若手に伝え育てていく。それは何も、スポーツの世界に限った事ではなく、企業や団体、コミュニティでも同様です。そしてそれは、例えば「同窓」という年齢や世代を超えた共通の価値観で繋がった我が碧海野会についても同じことが言えるのではないでしょうか。
 安城東高校卒業生という絆のもとに、先輩から後輩、親から子、孫に至るまで、同じ校歌を歌い、伝統を語り継ぐ。それこそが同窓会のひとつの大きな意義であると思います。
 そこで今年の碧海野会総会では、卒業年度の39回生に加え、今年度50歳を迎える8回生にも集まって頂き、「50歳を祝う会」を盛大に開催して頂く予定です。これを機に、「○○歳を祝う会」が毎年の総会の恒例行事になることを期待しています。また昨年に続き、今年も部活動単位でもお声かけをし、今回はブラスバンド部やバスケット部、水泳部のOB・OGの皆さんにも集まって頂けると伺っています。碧海野会総会が参加して頂ける皆さんにとっての、新たな出会いと旧交を一層深める場になれば幸いです。
 一方で、母校東高では同窓生の御子息の生徒が年々増える傾向にあり、PTAでもここ数年、同窓生のPTA会長が続いています。そろそろ、親子仲良く一緒に同窓会総会に出席するということが当たり前のようになってくるかもしれません。
 今後、同窓会総会が、同窓生同士の横の繋がりを広げるだけでなく、縦の繋がりをも深めあえる場になっていくことを大いに期待すると共に、碧海野会の絆が世代を超えて、緩いながらも強く深く拡大していくことを心より祈念して、挨拶と致します。